ドル円相場は、1ドル106円台前半から週半ばにかけて上昇したが、全体的にやや軟調で、小幅なレンジでの値動きとなった。2018年2月20日に安倍晋三首相が消費増税について言及したことが財政出動への期待を呼び、107円台前半に。さらに翌21日には、日経平均株価が堅調推移したことが下支えとなり107円90銭をつけた。しかし、その後は107円前半~後半を行ったり来たり。週末に向けては米国の金利低下で、106円台後半で推移した。
早稲田大の唯光は前週からの「売り」ポジションを維持。明治大のRWはプラスを重ね、慶応の石油王も「読み」が当たりプラスを積み上げた。
少しヒヤヒヤしたけれど、「下降トレンド継続」と読む(早稲田)
2月20日(火)
下降トレンドが継続していると判断して、前週は売りポジションをとった。その矢先、陽線(始値に比べて終値が高かった場合を表す)が連続して数日表れているので少し不安に駆られる。2月13日から15日の3日間という短い間に、2円以上も動いたので、その反動で値が戻っているのであろうと考える。急激な価格の変動が起こった後は、一時的に値が戻ろうとするもの。したがって保有しているポジションはそのままにして数日様子を見ることにした。
2月22日(木)
きょうは一日をかけて大陰線(始値よりも終値が大きく下落した場合を表す。これから先も下落する可能性を示すシグナル)を付ける日となった。これまでの陽線は一時的な値の調整であるとみていたが、その考えは間違いではなさそうだ。それらの陽線よりも今日の陰線(始値に比べて終値が低かった場合を表す)のほうが長く、強力である。したがって下降トレンドは問題なく継続していると判断した。
2月23日(金)
この日は値の動きが乏しい一日であった。ロウソク足もほとんど実線を持たない、ヒゲの長い形を形成している。きのう、大きく値を下げる相場となったため、きょうはどのように動くか注目していたところだが、あまり変化がなかったので残念だ。
きょう、米国で注目度の高い経済指標の発表がないことも、この原因となっているのだろう。いずれにしても、急激な変動後の価格調整が終わった後であるので、今後も値が下がる動きを期待している。
保有建玉 売り100ドル
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
2月23日現在 8913円
判断よく損切り、プラスを確保(明治)
2月20日(火)
この日はわかりやすく、円安ドル高への上昇トレンドだったので、その流れに乗って買いでポジションを持った。今回に関してもだが、最近は長い時間足チャートを見るように心がけており、また多くの投資の参考書にも書いてある「損小利大」の理論も心に焼き付けて取引を行うことにした。
だが、その利益や損失がどのくらいまで膨らんだら決済すべきであるのかが、未だ見つかっていないので、インターネットなどで調べながら、きちんと自分のルールをつくり、取引するようにしたいと思う。
106.772円で買い、107.088円で決済。
316円のプラス。
2月21日(水)
この日も、きのうに引き続き円安への上昇トレンドが継続していたのでロングでポジションを持った。その後、予想どおり上昇を続けたがさすがに上昇トレンドが続きすぎではないかと思ったので早めに決済した。
107.349円で買い、107.470円で決済。
121円のプラスになった。
きょう18時ごろ、上昇トレンドが継続していたが、一時下落したので押し目買い(価格が上昇傾向にあるときに一時的に価格が下落する、その際に買い付けすること)を狙おうとして、一目均衡表(チャート分析法のひとつ)の先行スパン2を目安にロングを入れた。雲(過去のデータから未来の投資家の心理を表したもの)の大きさも大きく、これをサポートライン(支持線。為替レートが過去に何度かその水準で下げ止まった価格帯のこと)にして反発するだろうと思ったが、予想とは反してサポートラインをブレイクしたので損切りした。
107.568円で買い、107.482円で決済。
86円のマイナス。
自分が決済した後、一時は利益が出るくらいまで値が戻ったが長い時間足で見ると、上昇トレンドが終わったように見えたので、あのタイミングで決済できよかったと思う。
前週からの損益 プラス351円
2月23日現在 7573円
1万2000円台に乗せる(慶応)
2月19日(月)
ドル円相場は、前週金曜日(16日)は日中に月足チャートの高値、安値付近である105円50銭付近まで下落したものの、そこから反発して106円台を回復して閉場した。そのため、この日は反発して上昇する可能性が高いと判断した。
106円54銭で買い、106円71銭で売った。
1万1874円が1万2037円に増えた。
前週からの損益 プラス163円
2月23日現在 1万2037円