小刻みに売買、「方向性が合っていても」(慶応)
2月9日(金)
日経平均株価は相変わらず軟調で、ドル円相場も下落傾向ではあるものの、過去に意識されていた108円付近の壁が厚く、これ以上簡単には円高が進まないようだ。
この日は取引を見送った。
2月12日(月)
この日は振替休日で、国内の株式市場は休場。米国株先物市場が上昇から始まっていたことと、先週金曜夜のドル円相場が先月末の安値を更新するほど大きく下落したものの、結局108円付近の壁を超えることはなく、買い支えが厚く下落が失敗に終わったことから、上昇の可能性が大きいと判断した。
しかし、祝日ということもあってなのか、大きな動きはなかったようだ。
108円68銭で買い、108円56銭で売った。1万1580円が1万1459円に減った。
2月13日(火)
あまり目立った動きのなかった前日に対して、この日は日中から下落の勢いが強く、夕方には108円付近まで再度下落してきたことから、再びこの壁を越えて下落する可能性が高まっていると判断。16時頃に108円11銭で売り、その後下落したものの、一時的に107円99銭まで下落したがすぐに反発。いったん微益で決済したが、その後上昇が続く様子はなく、買い支えが十分でないとの予感がした。
そこで、再び安値を割ったら売ろうと考えた。また2度目の売り注文は、あらかじめ設定した損切りポイントまでの値幅が小さく、自信もあったので、1回目の倍の数量を注文。ついに108円の壁を突破したので、次に意識されるのは2017年9月8日の安値である107円30銭付近になると思う。ここを突破するかがカギだが、現時点では一気に抜けて下落するよりも、いったん反発して後日この安値を試し、いずれ下抜けていくのが最もありそうなシナリオだと思う。
108円11銭で売り、108円9銭で買った。1万1459円が1万1473円に増えた。
107円98銭で売り、107円63銭で買った。1万1473円が1万2172円に増えた。
2月14日(水)
この日、ドル円相場は午前中に下落。一時的に106円台を付けたものの、夕方になって流れが逆転。16時頃に売ったが、すぐにストップがかかってしまった。
108円20銭で売り、108円49銭で買った。1万2172円が1万1874円に減った。
2月15日(木)
ドル円相場は再び106円台まで下落したものの、値動きが荒く、前日のように方向性が合っていても、損切りにかかる可能性が高いと判断した。
リーマンショックとその1か月後の世界同時金融危機から、今年でちょうど10年が経つが、現在の米長期金利の上昇と、それに伴う世界的な株安はその再来となるのだろうか。
この日は取引を見送った。
前週からの損益 プラス293円
2月17日現在 1万1874円