2018年1月30日夜、就任1年の米トランプ大統領の一般教書演説があった。前日の29日に108円台後半だったドル円相場は、ジワリと買われ、109円台前半まで上昇したかにみえたが、翌31日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表の直後に、ドル売りが優勢になる場面も。声明文でも景気判断、物価判断ともに上方修正された。
一方、国内でも2月1日に「ドル買い」の流れが継続。日経平均株価の大幅な上昇を受けて円売りが優勢となり、109.75円まで上がった。明治大のRWは小休止。早稲田大の唯光が仕掛ける。慶応大の石油王も、冷静にトレードする。
「108円50銭」で利益確定売りを発注(早稲田)
2月3日(土)
下げトレンドの真っ只中であると判断して、売りのポジションを保有し続けてきた。しかし、1月31日から2月初めにかけてジリジリと価格は上昇しはじめ、2月2日の米雇用統計の発表を受けてドル円相場は急激に上昇した。
ここ最近、価格はわずかばかりであるが上昇トレンドを短期的に形成していた。それにもかかわらず、2日にここまで上昇するとは予想外だった。約3か月周期といわれる大きなトレンドの波を意識すると、下降トレンドはいまだ2か月にも満たず、下降とトレンドの真っ只中であると考えていた。
1月23日から急激に下落する日が続いたこともあり、今回の急激な上昇はその反動であったと考えることができる。
評価損益はプラス40円と大幅に減ってしまったが、私自身、いまだ下降トレンドの最中であると考える。したがって、売りのポジションはこのまま保有することを決断した。
直近のサポートライン(支持線。為替レートが過去にその水準で何度か下げ止まった価格帯のこと)となっているのは108.50円付近が有力である。その予想が的中して1月26日には安値が108.276円を記録。この値を境に上昇トレンドに移り変わってしまう形となった。まだ下がるとは考えているが、この安値で利益確定してもよかったなと後悔している。
損切注文は入れていたが利益確定注文は入れていなかったので、絶好の利益確定チャンスを逃したと悔やまれる。したがって108.50円に利益確定の注文を発注した。
保有建玉 売り100ドル
前週からの損益 プラスマイナスゼロ
2月3日現在 8715円
上昇トレンドが生じそうな気配も...... (明治)
今週も長く強い下降トレンドが継続していたが、1月31日にはFOMCの発表があり相場の予想が難しくなったため、取引は行わなかった。
しかし、上昇トレンドが生じそうなので、タイミングを見てロングでポジションを持ちたいと思う。
前週からの損益 プラスマイナスゼロ
2月3日現在 6819円