売れる4K・8K対応テレビ ボーナスと「型落ち」が要因

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平昌五輪、W杯ロシア大会ではテレビ市場動かず

   一方、まもなく始まる韓国・平昌冬季オリンピックや、サッカーFIFAワールドカップ・ロシア大会とスポーツ・イベントが目白押しの2018年だが、それらがテレビの売り上げに影響することはないのでろうか――。

   前出の森英二氏は、平昌オリンピックなどの影響について、「スポーツ・イベントでテレビ市場が動くことは、若干こそあれ、それほど大きな要因ではありません」と話した。

   ただ、「4K・8K対応テレビで放送を受信する際に必要なチューナーは別売りであることがほとんど」(森氏)なので、4K・8K対応テレビを買っただけでは視聴できない。 ツイッターなど、ネット上でも、

「えっ? 4Kってチューナーいるの? 最近の家電事情まったくわからん」
「は? 4Kテレビって『4K表示できます』ってだけで受信チューナー内蔵してないの!? 何それ!?」

と、現状はチューナーが内蔵されていないことが周知されていないようだ。

   総務省では「4K・8K放送の推進」と題して、チューナーなどの購入やBS・CS用のアンテナの交換が必要となることを、注意喚起している。

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