米国経済は好調だ。発表される経済指標は良好で、米国株が堅調に推移するなか、金利の上昇圧力が高まりつつある。その一方で、足もとではユーロ高によるドル安圧力の高まりも。ドル円相場は今のところ底堅く推移しているものの、株などのリスク資産が下落する場合などでは、2017年11月の安値である110円後半を抜ける可能性も否定できないようだ。
明治大のWRは試験中でお休み。早稲田大の唯光、慶応大の石油王の、それぞれの読みはいかに......
グッとこらえて、ポジション変えず(早稲田)
1月16日(火)
ドル円相場は、2017年11月7日の1ドル110.844円という「節目」が意識されている。この節目をサポートライン(支持線。為替レートが過去に何度か下げ止まった水準のこと)として反発していたが、ついに価格が動いた。
直近の日足におけるラインチャートは、このサポートラインと割り込み、110.5円台に突入した。これは売りのサインだと判断。売りでポジションを持つと決めた。
0時16分、110.5993円で100ドルを「売り」で入った。逆指値は、大きな嬉里のトレンドを意識して、115円に設定した。
1月17日(水)
前日の下げ幅が大きかったのか、この日のラインチャートはいったん上げ戻す動きを示した。大きなトレンドを意識して売買すると決めたため、小さな価格の変動では動揺しないように努める。
それでも、心理的に評価損益がマイナスであるのはあまり気持ちがいいものではないなと感じてしまう。しかし、ここはグッと我慢してポジションはそのままにした。
1月19日(金)
いったん上げ戻っていた価格が、徐々に下げ始めた。2017年11月7日の110.844円を一時的にブレイクアップ(支持線を越えて価格が上昇したこと)した場面もあったが、次第に下げのトレンドに戻り始めた。評価損益がマイナス方向に膨らんでいたが、好転したため、ひと安心である。
下げトレンドが形成されていると、再確認した。
保有建玉 売り100ドル
前週からの損益 プラスマイナスゼロ
1月19日現在 8715円