地域と連携、より良い教育と研究を実現する
こうしたAPUのマネジメントに今後関わる機会を与えられたことに、身の引き締まる思いをしています。
まずはAPUの教授や職員、学生の皆さんが、どのような大学にしていこうとしているのか? 大学のマネジメントに何を望んでいるのか? をよく聞くことからはじめようと考えています。
APUはすでに2030年ビジョンを策定しています。「APUで学んだ人が世界に散らばり、そこで自分の持ち場を確保して、APUで学んだことを活かしながら自ら行動することによって世界を変える」という素晴らしく壮大なビジョンです。
2020年には、APUは開学20周年を迎えますが、2030年ビジョンを具体的な行動計画に落とし込み、2020年、2030年に向かって体制改革を行っていくことがボクに課せられた責務です。
大分県や別府市など地域の方々とも連携をとりながら、より良い教育と研究が実現できるよう、しっかりとした経営を行いたいと思います。僕の任期中(3年)に、「一般公募で学長を選んでよかった」、「世界におけるAPUの地位が上がった」と言っていただけるように、がんばりたいと思います。(出口治明)