APUはダイバーシティあふれる大学
「立命館アジア太平洋大学(APU)」という名前を知っている人は、どのくらいいるでしょうか?
じつは、僕も学長の候補者に推薦されるまで、この大学のことを詳しくは知りませんでした。しかし、その後APUについて知るにつれて、日本の大学の中でもグローカル(グローバル+ローカル)の最先端を行き、地域密着型でありながら、国際性とダイバーシティに富んだ、すばらしい大学だということがわかりました。
APUの学生の51.4%(約3000人)は世界の約90の国々から来ており、外国籍の教員比率も48.5%と、とても高い割合となっています。大学の授業は日本語と英語で、日本の大学ではめずらしい春入学だけでなく秋入学も実施しています。
さらに、その国際性をよく表しているのが、2017年10月にイギリスのグローバル高等教育評価機関のクアクアレリ・シモンズ社から発表された、地域別世界大学ランキングです。
このランキングで、評価指標である「国外からの教員比率」と「留学生比率」の2項目で、APUは100点満点中、100点満点を獲得しました。両項目ともに100点を獲得しているのは、アジアでは8大学のみ、日本ではAPUだけでした。
また、2016年8月にAPUの国際経営学部と経営管理研究科が、AACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business=マネジメント教育を推進する世界で最も権威あるビジネススクール認証機関のひとつ)インターナショナルという、マネジメント教育の国際的な認証評価機関から、世界で最もレベルの高い教育を提供する教育機関として認証を取得しています。
これは、 日本では3大学目で英語での認証取得は日本初になります。世界のビジネスユニットでも、わずか5%しか認証を受けていないという高いレベルなのです。