産休・育休で1~2年も休める日本に驚く米国女性
さらには、こんな声も――。
「このツイート見て、『すごい、よく言ってやった』っていう気持ちより、悲しい気持ちが勝りました」
このリツイートには、「(ネットメディアの問い合わせは)申し訳ありませんが、お断りします」としていたヒスタ自身がこうコメントを返した。
「そうですか。感じ方はそれぞれですから」
J-CAST会社ウォッチ編集部では、この投稿について、何人かの働くママさんを取材した。
40代・2児の母で、在宅勤務のAさんはこう語った。
「上司を悪者にしていますが、産休をとる人が悪い、いや会社が悪いっていう議論はまったく意味がないと思います。標的を作って叩くことでイライラ発散にはなるかもしれませんが。そもそも、産休はいいとして、日本は育休が長すぎる気がします。1年も休んだら、モチベーションも下がるし、戦力にすぐ戻るのは現実的には無理です。アメリカ人の友達(30代6歳のママ)と話したら、日本では産休・育休で1年も2年も休めることに驚いていました」
「彼女の周りでは、産後2か月3か月で仕事に復帰するのが普通です。もちろん、急に完全復帰ではないです。ベビーシッター、ヘルパーさん、会社内の保育園、自宅勤務、フレックスタイムなどをフル活用して、とにかく仕事は続ける。こうすることで現場の感覚を忘れないようにして、徐々にフル復帰するみたいです。日本ではまず考えられませんよね。そんなに活用できる手立てが揃っているなんて、働くママとしては心強いでしょう」