2017年12月19日、年内最後のビックイベントといえる米税制改革法案が議会で承認され、18年度からの減税が決定した。ただ、その経済効果を疑問視する見方が広がったことを背景にドルが売られ、112円台後半から、一時112円31銭を付けた。その後、売りが一巡して112円台半ばまで買い戻された。
21日は日本銀行の金融政策決定会合が開かれ、金融政策の現状維持が決定。会合後の記者会見で、黒田東彦総裁が「好景気だからといって利上げをする考えはない」と緩和策の維持を明言すると、ドル円相場は113円63銭まで上昇した。
慎重な早稲田大の唯光に、明治大のRWと慶応大の石油王はコツコツと利益を積み上げ、Xmasを迎えた。
値が乱高下する可能性あり? 取引は見送り(早稲田)
12月18日(月)
日足が陰線(始値に比べて終値が安かった場合)となり、この日はドル円相場が下落した。ここ数日は上ヒゲ(上昇・売りのサイン)と下ヒゲ(下落・買いのサイン)が比較的長く、値動きが激しい。そのうえ、ロウソク足の実線は短いことから、レンジ相場である。
しかし、依然として13日移動平均線が26日移動平均線のゴールデンクロス(短期の移動平均線が長期の移動平均線を、下から上に突き抜ける形で交差している状態で、これから上昇する兆候とされる)し、上放れしはじめているため、ポジションはそのまま保有した。
取引は見送った。
12月20日(水)
大きな陽線(始値に比べて終値が高かった場合)に日足が出現し、60日移動平均線をもロウソク足が上回った。緩やかな上昇トレンドが形成されているが、直近の高値である12月12日の113.753円がレジステンスライン(上値抵抗線ともいう。「上値」を超えないように抵抗圧力が働く線のこと)となるであろうか。この先数日間は、このラインで引き戻されるか、それとも突き抜けて値を上げるかがポイントとなると考える。
取引は見送った。
12月21日(木)
この日の高値は113.640円であり、12月12日の高値を更新することはなかった。やはり他の投資家もこの高値を意識しているはずである。113.640円を付けたのち、価格は下げはじめ、結局実線はとても短いロウソク足になってしまった。
年末が近くなってきたこともあり、大きくトレンドが動いたり変わったりすることは避けられるであろうか。値が乱高下する可能性があるので、ポジションを増やしたりすることはやめておこうと思う。
保有建玉 買い100ドル
評価益 マイナス19円
前週からの損益 プラスマイナスゼロ
12月22日現在 8859円