ツラいよね、中間管理職
アナタは部下の味方をしなさい(江上剛)

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上司がギャフン! 粘り強くデータで戦え

   上司が、自分のことしか考えていないのなら、アナタは全社的な視点に立てばいい。

   しつこく、しつこく粘りなさい。アナタのそういう姿勢は、きっとパートさんに好感されるでしょう。

   上司が拒否しても、アナタが正しければ、その上司はいずれ根負けします。その粘りがあなたを成長させるのです。

   「会社の収益をことを考えろ」と上司が言えば、あなたは「考えているからこその提案です」と答えればいい。

   データは具体的であればあるほどいいでしょう。

   「がんばっているから時給をあげてほしい」では、あまりに情緒的過ぎます。

   とにかく、上司がギャフン! というようなデータを示して、交渉しなさい。

   パートさんの味方になることが、入社5年目のアナタの生き方です。これ以外にありません。

   上司のことを忖度したら、パートさんの心が離れますよ。(江上剛)

江上 剛
江上 剛(えがみ・ごう)
作家。1954年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。同行築地支店長などを務める。2002年『非情銀行』で作家としてデビュー。03年に銀行を退職。『不当買収』『企業戦士』『小説 金融庁』など経済小説を数多く発表する。ビジネス書も手がけ、近著に『会社という病』(講談社+α新書)がある。
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