2017年5月、満を持して購入したMacBook Airであるが、使いこなせないと嘆くうち、ついに壊れてしまった。キーボードがまったく動かないのである。仕方なく、サポートセンターに電話してみると、
「お客様、お待たせしてすみません。いかがしましたでしょうか?」
感じのよさそうなお兄さんが出てくれた。
お兄さんと一緒に格闘してみたけど......
「では、こことここのボタンを一緒に押して、再起動してみてください」
「はい、今押してます......」
1時間も格闘しただろうか。教えられたとおり、2時間かけてOSのアップデートもしてみたが、ついに直らなかった。Appleのサポートセンターのお兄さんは最終的に、
「お客様はMacBook AirにWindowsOSを入れて使っていらっしゃるんですね」
「はい、そうです......」
「Windowsのことは、正直申し上げて、こちらでわかりかねますので、Microsoftのサポートセンターにお問い合わせください。電話番号は○○です」
と、ご丁寧にライバル企業のサポートセンターの電話番号まで教えてくれた。
ところが残念ながら、Microsoftのサポートセンターに電話しても、事態は好転しない。
「お客様がお使いの機器はMacですので、こちらでは正直わかりかねてしまいます......」
「......そうですよねぇ」
結局、キーボードが直ることはなく、MacBook Airはゴミ同然になってしまった。
周辺機器と合わせて15万円もしたのになぁ...... もともと使いこなせなかったが、ますます「無用の長物」と化したわけだ。情けない。