【41】「朝活英語」をモノにする! 30分で人生を変える5つのコツ(井津川倫子)

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   膨大な時間とお金をつぎ込んでも、ちっとも英語が上達しなかった若い頃と、短時間でお金をかけずに成果を出せた40代。一番の違いは「朝活」にありました。

   「早起きは3文の得」といわれるように、健康のための運動や仕事の効率アップなど、なにかと話題になる「朝活」ですが、英語の勉強も、やっぱり朝に限ります! 今回は、「英語で朝活」を習慣にする5つのコツをお伝えしましょう。

  • スッキリ、目覚める!
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「朝活英語」が身につくのにはワケがある!

最強の習慣(1) 平日朝30分だけ時間をつくる

   サラリーマン歴30年の私が断言します!

   サラリーマンが確実に時間をコントロールできるのは「平日の朝」。朝なら、仕事を振られて残業することも、飲み会に誘われて予定が狂うこともありません。

   とはいえ、筋金入りの低血圧で朝に弱い私。早起きは苦手で、1分でも1秒でも長く寝ていたい派です。それでも自分の生活パターンを見直してみたら、出勤前に30分の勉強時間をひねり出すことができました。

   見直したのは、「起きる時間」より「朝のすごし方」です。

   ダラダラと新聞を読んで、ダラダラとテレビを見ながら朝ごはんを食べて、着る服に迷いながらダラダラと身支度をする。この「ダラダラ習慣」をやめたら、起きる時間はそのままでも30分浮かせることができました。

   こうしてひねり出した「朝の30分」は、予想をはるかに上回る「黄金タイム」でした。頭がすっきりしているからモノ覚えがいい。頭の回転が速いから効率も上がる。集中力が高いからどんどん勉強がはかどる。仕事が終わって、疲れた身体と脳みそにムチを打ちながらする勉強とはまったく質が異なることを実感しました。

   「良質な30分」は「疲労困憊の2時間」に勝る!

   今振り返れば、「朝活を頑張るぞ!」と気合を入れて早起きをするよりも、欲張らずに「30分」に限定したことが一番の勝因だったと思います。

最強の習慣(2) 朝、カフェで勉強する

   「英語で朝活」を習慣にするために、「どこで朝活をするか」にもこだわりました。

   効果があったのは「朝カフェ」です。お気に入りのカフェにテキストを持ち込んで勉強してみたら、予想以上に集中できて効果バツグンでした。

   自宅では居間のダイニングテーブルにテキストを広げて勉強していますが、朝はテレビや洗濯機を回す音など、とにかく生活音がうるさい。

   家を早めに出てオフィスで勉強しても、そろそろ同僚が出社して来そうだとヒヤヒヤする。その点、カフェでは日常から離れて目の前の問題に集中できるので、今ではすっかり「カフェで朝活」が習慣になってしまいました。

   余談ですが、この連載の原稿も朝カフェで執筆しています!

   みなさんも、週に1~2回は通勤途中にカフェに寄って、英語のテキストを広げることから始めてみませんか?

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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