やっぱり「トランプ」は鬼門!? ドル値下がりに泣く早稲田

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   「トランプ発言」で、にわかに中東情勢がきな臭くなった。2017年12月4日に112円代前半ではじまったドル円相場は、6日にトランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として正式に認める方針が伝えられると、中東情勢の悪化を懸念する向きから、ドル円相場は一時111円99銭まで値を下げた。

   しかし、翌7 日には112 円台半ばまで反発。さらには英国のEU 離脱交渉の進展への期待感の高まりや、ハイテク株などが堅調な米ニューヨーク株式市場の影響もあって、113円台半ばまで戻して推移した。

   トランプ米大統領の「ロシアゲート」問題で捜査に進展がみられたとの報道から、12月1日のニューヨーク外国為替市場はドルが売られ、ドル円相場は一時111円41銭の安値を付けた。その煽りを受けて、早稲田大の唯光が損失。明治大のRWと慶応大の石油王は、様子見している。

  • ドル値下がりで……
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次へ! 強い上昇トレンドへの転換サインをみつけた(早稲田)

   12月4日(月)

   1日(金)深夜にドル円が大きく下がり。トレール注文(レートの上昇とともに、逆指値注文の値も上昇していく、レートについていく注文方法)が逆指値にかかってしまった。約定価格が111.870円で293円の損失であった。

   9152円が8859円に減った。

   ポジションを持つときは指値で注文して、より有利なレートで仕込んだほうがよいと思った。そうであれば、急な下落にも耐えうるのではないだろうか。

   今回はかなり高値づかみをしてしまったようだ。だが、赤三兵(テクニカル分析のひとつ、酒田五法で陽線のローソク足が連続したものをいう)をチャンスと見てトレードしたが、指値で注文した場合、価格が上昇し続けたら、ポジションをつくり損ねてしまうかもしれない。

   どうしたらよいものか考えると、建玉の大きさをかなり小さくし、ある程度の価格の上下動には耐えうるようにする。そうすれば大きく下落したとしても、建玉が小さいため損失額は小さいままである。したがって、逆指値の値をより低い価格で設定できたはずだ。

   建玉を小さく、逆指値を適切な範囲で広くとる。これが長期トレードで大事であるのではないかと学んだ。

   12月6日(水)

   ドル円相場は1日に大きな下落を見せて以来、大きな上下動はなく、日足はレンジ相場となっている。動きがないため、取引は見送った。

   12月8日(金)

   7日、8日にかけて、ドル円相場は大きく上昇した。週足においても陽線となった。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上回り、ローソク足が移動平均線の上へ来ている。これらは強い上昇トレンドへの転換サインであると判断した。

   来週は買いのポジションを仕込む。

前週からの損益 マイナス293円
12月8日現在 8859円

明治と慶応はXmas休暇をにらんで小休止?

   【明治】
今週はなかなかチャートを見る時間がなかった。そろそろ年末が近づいてきた。ドル円チャートも特徴的な動きを見せてくると思うので、きちんと見極めて取引していきたい。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月8日現在 6552円

   【慶応】
12月6日(水)

   先週の水曜日(11月29日)に、ドル円の売りポジションを清算して以来、様子見を続けている。どちらかというと下落目線だが、自信を持って売るには難しい状況とみている。

   年末が近く、クリスマスから正月にかけては機関投資家が休暇を取って取引を控える傾向があるため、大きく動くのは来年になるかもしれない。

   結局、この日は取引を見送った。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月8日現在 1万863円

プロフィール
早稲田大学 惟光
早稲田大学文学部2年、埼玉県出身。尊敬する人は、「投資の神様」ウォーレン・バフェットに紫式部! 旅行や写真が大好きで、サバの竜田揚げも大好き。 将来は「チャンスを平等にすることがしたい!」という。これまでFXはスキャルピング(ポジション保有後、短時間の内にわずかな価格変動から儲ける方法)で取引していたが、最近はスイングトレードに転向した。仮想通貨の取引も始めるなど、投資への関心は強く熱い。
明治大学 RW
明治大学総合数理学部2年、長野県出身。好きな歌手は、乃木坂46。趣味は映画観賞や乃木坂46が出ている番組の視聴で、週末などに楽しむ。将来は、IT系の仕事に就きたいと考えているが、今は単位を落とさないようにするのに必死。(笑)株式投資からスタートし、最近はビットコインを少々カジッたところ。為替相場は株式投資にも影響する大きな材料。FX投資はデモ口座でやったことがある程度だが、大学対抗戦となれば、話は別。経験を積みながら、トップを狙う。
慶応大学 石油王
慶応大学商学部3年、京都府出身。好きな歌手はCHEMISTRY。将来は証券ディーラーになりたい! 小学生のとき、父のFX投資を間近に見ていたことをきっかけに、為替に興味を持つ。中学1年のときのリーマンショックで怒涛の円高を目の当たりにし、この時に円を売っていれば大儲けできたのではないか、と気付いたという筋金入りのFX投資家。現在はテクニカル分析と呼ばれる、チャートの形状を判断材料としてトレードする手法を研究中。為替相場の世界で大成功を収めることを夢見て、日々精進中という。
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