お料理を取り分けは適度な気遣いで
お料理を取り分けるときも、順番とか、なにか注意することあるんきゃすか?
お酌のタイミングにあわせて、お食事のタイミングについてもお話しておきましょう。忘年会となると、ほとんどの場合は4~6人ごとの大皿料理で提供されるように思います。
取り分ける際に「分量を均等にできるかな」「足りなくなったらどうしよう」「好き嫌いはあるのかな」などと考えてしまう人も多いでしょう。
しかし、周囲が求めているのは、完ぺきな取り分けではなく、お酌と同様に、きちんと気を遣える人かどうかを見ているだけなので、その辺りは気にしなくても大丈夫。また、料理の取り分けは最初の1回だけで問題はないでしょう。
そのあとは、席が遠くて取りにくそうな人がいたら、気にかけるくらいでいいかもしれません。それぞれが自分で盛り付けるのがマナーです。
このような話を聞くと、新米社員はお酌やお料理の取り分けのタイミングを常に気にして忘年会を過ごさないといけない、まったく楽しめないじゃないか! そう思われるかもしれませんが、そうではありません。適度な気遣いで、楽しくすごす。これがオススメです。
次回は、「無礼講」はどこまで許されるのか、お話しします。