ドル下落で慶応と明治がニンマリ! 早稲田は買い持ちでじっくり

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   2017年もあと1か月。街にはXmasイルミネーションが輝き、いよいよ年末商戦へと突入した。これに、さっそくドルが反応。年末商戦への期待感の高まりから、米国の株式市場が上昇するとドル買いが優勢となり、ドル円相場は111円台半ば~後半で推移した。

   11月最終週の注目のイベントは28日のパウエル次期FRB議長候補による議会証言、30日には10月の米個人消費支出が発表された。足もとでは12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げが織り込まれるなか、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による2018年以降の利上げのペースに関心が集まっている。

   早稲田大の唯光は買い持ち。明治大RWは読みどおりの展開で、わずかだが利益を得た。ドル下落に、慶応大の石油王もニンマリ。

底値圏で出現する「三兵」は信頼度が強い(早稲田)

11月22日(水)

   この日は大陰線(始値に比べて終値が安かった場合の「陰線」が、大きく偏っている時に現れるローソク足)となり、直近の最安値である10月16日の最安値を割り込んだ。10月16日以来、ジワジワと値を上げてきたかと思うと、11月6日以来は値を下げ続け、ソーサートップ(チャートパターンの一つで、価格=ローソク足の動きが天井圏で張り付いたようになること)の形をつけた。したがって、今後は大きく値が落ちていき下落していくスピードが上がる可能性がある。

   ただ、ソーサートップと見ることもできるが、ソーサーの形が少し急なような気がしたので、今回は売りポジションを持たないことにした。

11月27日(月)

   22日に大陰線を付けて以来、値は下げたが、途中、日足において上昇する局面もあり、強い下降トレンドに入ったとは言いにくい。ソーサートップの形が決まり、下降トレンドに入ったということはできないだろう。

   取引は見送った。

11月29日(水)

   急激な下降トレンドが去って以来、上げ下げを繰り返すレンジ相場が続いている。方向感がないため、まだ取引は控えるべきであると判断した。

12月1日(金)

   今日の陽線も含めて直近3日のローソク足が、酒田五法(ローソク足の並びを基本としたテクニカル分析のひとつ)の赤三兵(始値に比べて終値が高かった場合の「陽線」のローソク足が連続したもの)を形成している。ここ最近は大陰線を含めて値が下がってきたので底値圏ということができる。

   底値圏で出現する三兵(陰線または陽線が3本並行して同じ方向に向かって現れること)は信頼度が強いと判断。したがって、買いでポジションを持った。

   112.458円で500ドルを買った。値幅1.0円でトレール注文も同時に指した。

保有建玉 買い500ドル
評価益 プラス30円

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
12月1日現在 9152円

プロフィール
早稲田大学 惟光
早稲田大学文学部2年、埼玉県出身。尊敬する人は、「投資の神様」ウォーレン・バフェットに紫式部! 旅行や写真が大好きで、サバの竜田揚げも大好き。 将来は「チャンスを平等にすることがしたい!」という。これまでFXはスキャルピング(ポジション保有後、短時間の内にわずかな価格変動から儲ける方法)で取引していたが、最近はスイングトレードに転向した。仮想通貨の取引も始めるなど、投資への関心は強く熱い。
明治大学 RW
明治大学総合数理学部2年、長野県出身。好きな歌手は、乃木坂46。趣味は映画観賞や乃木坂46が出ている番組の視聴で、週末などに楽しむ。将来は、IT系の仕事に就きたいと考えているが、今は単位を落とさないようにするのに必死。(笑)株式投資からスタートし、最近はビットコインを少々カジッたところ。為替相場は株式投資にも影響する大きな材料。FX投資はデモ口座でやったことがある程度だが、大学対抗戦となれば、話は別。経験を積みながら、トップを狙う。
慶応大学 石油王
慶応大学商学部3年、京都府出身。好きな歌手はCHEMISTRY。将来は証券ディーラーになりたい! 小学生のとき、父のFX投資を間近に見ていたことをきっかけに、為替に興味を持つ。中学1年のときのリーマンショックで怒涛の円高を目の当たりにし、この時に円を売っていれば大儲けできたのではないか、と気付いたという筋金入りのFX投資家。現在はテクニカル分析と呼ばれる、チャートの形状を判断材料としてトレードする手法を研究中。為替相場の世界で大成功を収めることを夢見て、日々精進中という。
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