フェイスブック流「多様な人材の活用術」 女性の活躍を男性も一緒に考える

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シェリル・サンドバーグCOOが女性社員を激励

    女性の活躍・働きやすさにも力を注ぐ。

   フェイスブックでは、女性の社会進出やキャリア開発を支援する「Women@」というプロジェクトを進めている。

   日本では社員向けに、子どもの誕生から1歳になるまでの間、男女問わず4か月間の有給育児休暇が与えられてはいるものの、現実的にはその制度の利用はなかなか進まない。

   そこで、このプロジェクトではまず、育休の必要性の理解を浸透させるため、育休取得者の体験談を聞く機会を設けた。 休暇取得に当たって上司とどんな話をしたか、自分が持っていた業務をいかに同僚に代わってもらったかを情報共有し、「どうすれば育休を取れるか」議論をした。

   育休以外にも、子どもの授業参観出席や、子どもの体調不良で会社に行けないといったケースで、各自が働きやすい環境をいかに実現するかを考える。

   さらに、「Women@」は年に1度、アジア太平洋地域全体でイベントを実施。フェイスブックに勤務する、域内の全女性社員に加えて、男性社員も参加して「どうすればダイバーシティーをさらに推進できるか」を共に考える。

   2017年は、米フェイスブック最高執行責任者(COO)のシェリル・サンドバーグ氏も出席。女性たちに向けて、「各自がスキルを磨いていかないと、仕事のやりがいは手にできない。能力を向上させ、チャレンジしていこう」とのメッセージを送った。

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