【緊急連載】カス丸と学ぶ、忘年会の乗り切り方(その1)忘年会って、なんでヤルの?

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   もう、あと1か月で2017年も終わり。いよいよ本格的な忘年会シーズンに突入です。「もう、お誘いがありました!」といった新米社員もいるでしょうが、初めてでなくても、取引先から忘年会のお誘いに戸惑う人は少なくありません。
   なにしろ忘年会での過ごし方まで、懇切丁寧に教えてくれる会社はそうはないでしょう。こればかりは場数がものをいうのかもしれません。
   そこで、わたし小野勝弘が「キャリアコンサルタント・カウンセラー」という立場から、J‐CASTニュース編集部のカス丸記者に、忘年会の乗り切り方を伝授いたします。

   駆け出し記者のカス丸きゃすう。いよいよ忘年会シーズン。最近は営業案件が増えてきて大忙し。先日も先輩に、「そろそろ取引先から忘年会の誘いがたくさん来る時期だから頑張れよ!」と言われたじぇい。
   ただ、ボクとしては、お酒があまり飲めないうえに、「接待」ってちょっと苦手。無理して参加をすることで逆に今後の仕事に悪影響を及ぼしかねないのでは、と不安きゃすう。
   こんなとき、取引先からの忘年会の誘いに対して、どう対応したらいいのきゃすうか? なにかいい対応方法があれば教えてほしいじぇい。 そもそも、会社が開く忘年会って、どんな意味があるんきゃすか?

会社が忘年会をする意味って?

   忘年会の本来の意味するところは、今年1年の嫌なことや苦しかったことを忘れて、新しい気持ちで新年を迎えよう! という趣旨の、飲み会や食事会のことです。

   みなさん、「そんなこと、わかっている」というかもしれませんが、そんな忘年会の中でも、会社が行う忘年会にはさまざまな意味が込められているように思います。

   まず、会社内で行われる忘年会についてですが、上司が挨拶や会話の中で「今年もお疲れさま」や「今年もありがとう」、部下は上司に「今年もお世話になりました」とお互いに言葉をかけることで「社員の苦労をねぎらう」というのが目的とされています。

   次に、今回のご相談にある取引先を誘って行う忘年会についてですが、社員をねぎらう目的の忘年会とは違い「今年はありがとうございました、来年もよろしくお願いします」ということを伝えるのが目的とされることが多いです。

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