「化学」は成長セクターだ!
日本経済新聞(2017年10月5日付)の「10~12月産業天気図」では、景況感が4業種で改善とあり、「化学」も世界需要を背景に、エチレン設備のフル稼働状態が2年近く続き「薄日」から「晴れ」に改善すると伝えている。
また、会社四季報の「業界地図2018年版」によると、「化学工業の国内年間出荷額は20.5兆円(2014年、日本化学工業会)にも及び、自動車産業に次ぐ位置にある。総合化学メーカーは近年、伝統的な石油化学事業の上流基幹設備あるエチレンプラントの能力削減を進めてきた。「化学」セクター自体もなお、成長が期待できることがうかがえる。
そうなれば、狙わない理由はない。
日本触媒の株価は、2016年5月に5500円辺りまで下げており、最近では2017年5月に6600円の安値がある。10月27日には年初来高値の8850円をつけたが、そのあと調整色を強めているもよう。現在の株価は8000円近辺にあるが、2017年の安値にあたる6600円あたりまで下げることがあれば買いどきではないかと考えている。
現在100株で80万円弱。70万以下ならば保有株を売って、入れ替えてみようかとも思う。
2017年12月1日現在 保有ゼロ
年初来高値 2017/10/27 8850円
年初来安値 2017/ 5/30 6610円
直近 終値 2017/12/01 7900円