税理士さんと相談して、事業内容から「会社の立ち上げ」を決意したじぇい! よ~し、サクっと起業だ~なんて思っていたけど、まだまだやらないといけないことは多いみたい。
前回、会社にも種類があるって教えてもらったけど、ボクに合った会社ってどういうものになるんだろう?
ジェイ・キャストは「株式会社」だじぇい!
先生!さっそくだけど、会社の種類について教えてください。早く自分に合った会社を決めたいんだじぇい。ボクが今いるジェイ・キャストは「株式会社」なんですけど、ほかにも種類があるってこときゃすよね?
カス丸くんの知っている「株式会社」は、もっとも一般的な法人のカタチですね。日本の会社のじつに9割以上が株式会社です。では、他には本当に聞いたことがないでしょうか。たとえば、「NPO法人」や「一般社団法人」、「合同会社」なんかはどうですか?
あ! NPO法人や一般社団法人は聞いたことある気がしきゃす! これも、会社の種類のひとつなんですね。でも、合同会社っていうのは、あまり聞き覚えがないじぇい。
合同会社は、2006(平成18)年と比較的近年に始まった法人の形態で、知名度がそこまで高いとは言えないかもしれませんね。今回は、「株式会社」「合同会社」「NPO法人」「一般社団法人」の4つについて、違いを簡単に説明していきましょう。
【株式会社】
カス丸くんも知っていたこの「株式会社」が、もっとも一般的です。ただし、同じ株式会社でも、いわゆるオーナー企業のような、社長がひとりで運営する会社から、複雑に組織化された大企業まで規模はさまざま。株式を公開し、一般から出資を募ることができるのが特徴です。
【合同会社】
手早く、そして安く事業をスタートすることができるのがこの「合同会社」です。これは、財産を出資した者だけでの経営が原則で、固定メンバーで運営する小規模事業向きです。これは平成18年に始まった形態で、手間やコストを抑えてスピーディに設立することが出来るメリットがある一方、株式会社と比べ認知度や社会的信用は低いと言えます。