サボってもいいんです!
やらないこと(3)他人と比べない
じつは、コレが一番難しいのですが、英語のやり直しを決意したら絶対に他人と比較しないことです。大学受験と違って、英語を学ぶ目的も方法も、そして学ぶスピードも人それぞれなのですから、他人と比べてもなんの意味もありません。
私は意志が弱い人ほどグループ学習は逆効果だと思っています。人と接するとそれだけ「比べる対象」が増え、仲間に会うたびにさまざまな「雑音」が耳に入ってきます。それだけで、学習のペースを乱されます。それが焦ったり、落ち込んだりする原因になるからです。
みなさんも、スクールに通って「仲間と一緒に励まし合う」つもりが、「迷い」と「焦り」を招いていませんか?
「独り」で学習するほうが「雑音」に振り回されない。そう気づいた後は、「独学」を貫きました。
やらないこと(4)サボりたくなったら無理をしない
「仕事も忙しいのに英語の勉強なんて...... サボりたくなったりしないの?」と、よく聞かれます。
はい、その通り! しょっちゅうサボりたくなります。そんな時は無理をしません。「サボりたい時はサボる」がモチベーションを維持するコツです。
サボりたい時に無理しても学習の効果は上がりません。意志が弱い自分を責めるのもムダ。さっさと休んで気分転換をすることです。
私は、サボりたくなった時ほど、自分にご褒美をあげる作戦にしました。サボりたくなるまで頑張った自分を慰労するのです。
ご褒美といってもたいしたものではありません。勉強するはずの「朝カフェ」で雑誌を読んだり、朝寝坊や二度寝をしたり、おいしいものを食べに行く。そんな程度のことです。 それでも、「英語をやらなくちゃ」という義務感から解放されて、心地よい開放感を味わうことができます。頑張るだけでは強いメンタルは養えません。自分をコントロールしながら適度にリフレッシュすることが大事です。(井津川倫子)
今週のニュースな英語
~ 世界で一番結婚したい男、英国ハリー王子ついに婚約! ~
The world's most eligible bachelors.(世界で一番結婚したい独身男性)と称されていた英国のハリー王子(33)が、ついに恋人の米女優メガン・マークル氏(36)との婚約を発表しました。
11月初めに密かに婚約し、2018年5月に挙式を予定しているそうです。 ハリー王子とマークル氏のラブラブ会見をネットで見ましたが、まあ、こちらが赤面するほどの熱々ぶり。ハリー王子は出会った瞬間に恋に落ちたことを、次のように表現していました。
Stars were aligned when I met Meghan.
メガンと出会った瞬間、星が輝いたんだ!
「align」は「整列させる」「一直線にする」といった意味の動詞で、直訳すると「星が一列に並んでいた」となります。「収まるところに収まった=運命の出会いだった」というニュアンスも含んでいるようです。
優等生の兄ウイリアム王子と比べて何かとお騒がせだったハリー王子ですが、最近は負傷兵たちの競技大会を開催するなど、チャリティー活動に熱心に取り組んでいます。同じく社会活動に熱心なマークル氏の影響かもしれないですね。お幸せに!