【39】40才過ぎたら、英語はメンタル勝負! 「やらないこと」を決める(井津川倫子)

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サボってもいいんです!

やらないこと(3)他人と比べない

   じつは、コレが一番難しいのですが、英語のやり直しを決意したら絶対に他人と比較しないことです。大学受験と違って、英語を学ぶ目的も方法も、そして学ぶスピードも人それぞれなのですから、他人と比べてもなんの意味もありません。

   私は意志が弱い人ほどグループ学習は逆効果だと思っています。人と接するとそれだけ「比べる対象」が増え、仲間に会うたびにさまざまな「雑音」が耳に入ってきます。それだけで、学習のペースを乱されます。それが焦ったり、落ち込んだりする原因になるからです。

   みなさんも、スクールに通って「仲間と一緒に励まし合う」つもりが、「迷い」と「焦り」を招いていませんか?

   「独り」で学習するほうが「雑音」に振り回されない。そう気づいた後は、「独学」を貫きました。

やらないこと(4)サボりたくなったら無理をしない

   「仕事も忙しいのに英語の勉強なんて...... サボりたくなったりしないの?」と、よく聞かれます。

   はい、その通り! しょっちゅうサボりたくなります。そんな時は無理をしません。「サボりたい時はサボる」がモチベーションを維持するコツです。

   サボりたい時に無理しても学習の効果は上がりません。意志が弱い自分を責めるのもムダ。さっさと休んで気分転換をすることです。

   私は、サボりたくなった時ほど、自分にご褒美をあげる作戦にしました。サボりたくなるまで頑張った自分を慰労するのです。

   ご褒美といってもたいしたものではありません。勉強するはずの「朝カフェ」で雑誌を読んだり、朝寝坊や二度寝をしたり、おいしいものを食べに行く。そんな程度のことです。 それでも、「英語をやらなくちゃ」という義務感から解放されて、心地よい開放感を味わうことができます。頑張るだけでは強いメンタルは養えません。自分をコントロールしながら適度にリフレッシュすることが大事です。(井津川倫子)

今週のニュースな英語
~ 世界で一番結婚したい男、英国ハリー王子ついに婚約! ~

   The world's most eligible bachelors.(世界で一番結婚したい独身男性)と称されていた英国のハリー王子(33)が、ついに恋人の米女優メガン・マークル氏(36)との婚約を発表しました。

   11月初めに密かに婚約し、2018年5月に挙式を予定しているそうです。 ハリー王子とマークル氏のラブラブ会見をネットで見ましたが、まあ、こちらが赤面するほどの熱々ぶり。ハリー王子は出会った瞬間に恋に落ちたことを、次のように表現していました。

Stars were aligned when I met Meghan.
メガンと出会った瞬間、星が輝いたんだ!

   「align」は「整列させる」「一直線にする」といった意味の動詞で、直訳すると「星が一列に並んでいた」となります。「収まるところに収まった=運命の出会いだった」というニュアンスも含んでいるようです。 

   優等生の兄ウイリアム王子と比べて何かとお騒がせだったハリー王子ですが、最近は負傷兵たちの競技大会を開催するなど、チャリティー活動に熱心に取り組んでいます。同じく社会活動に熱心なマークル氏の影響かもしれないですね。お幸せに!

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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