2016年秋の米大統領選でのロシア介入疑惑をめぐる動きが再燃しつつある。それをきっかけに、ドル円相場は2017年11月17日、112円台半ばまで軟化。その後も米国の長期金利の低下などを背景に、約1か月ぶりとなる111円台に突入して推移している。
一方、米国のトランプ大統領が力を入れる医療保険制度改革法(オバマケア)の改廃法案をめぐっても、上院で見直しが盛り込まれる内容となり、先行きに不透明感が一段と高まった。議会通過の難航が予想されるなか、かつ12月の利上げもすでに折り込まれつつあり、ドルが積極的に買われる材料は乏しい。
泣く泣く、損切りに動いた早稲田大の惟光。「売り持ち」する慶応大の石油王には、うれしい展開になった。明治大のRWは、大学の授業などのため、取引できなかった。
「ドル下げ」に回復の兆しなく損失、気持ち立て直しへ(早稲田)
11月17日(金)
この日足は、大陰線(始値に比べて終値が安かった場合の「陰線」が、大きく偏っている時に現れるローソク足)となった。時間足でいうと、強い陰線が断続的に続き、一日をかけて1円近くも値を下げた。そのため、評価損益が大きく下がってしまった。
11月20日(月)
今週は窓が大きく開くことはなかった(「窓が開く」とは、FX会社の取引が閉まっているあいだに値幅が動くことを示す。取引開始と同時に値幅が開いていること)。先週の17日(金)に大きな陰線をつけていたので、荒い値動きをするかと思ったが、落ち着いた動きで穏やかな週明けであった。
大きく値を回復する兆しもなく、下降トレンドは今後も続いていくと考えた。したがって、買いポジションを損切りして手仕舞った。
500ドルの買いポジションを112.079円で売った。
売買損益がマイナス375円、スワップ損益がプラス66円で、合計309円の損失だった。
9461円が9152円に減った。
11月22日(水)
この日足は、1円近くも値を下げた。17日(金)に引き続き、大きなトレンドであることがうかがえる。4時間足においても、強い下降トレンドが確認することができる。買いのポジションを損切りしたあたりで、逆の売りポジションを仕入れておけばよかったなと、後悔。しかし、損を出したばかりであったので、気持ちの整理をつけるためにもある程度の期間を置き、冷静になろうと努めた。それからトレードをしたほうが、正しい判断をすることができると思う。
トレードは控えた。
前週からの損益 マイナス309円
11月23日現在 9152円
参考書、読みすすめ勉強中!(明治)
明治大のRWは、今週も大学の授業などが忙しく取引は行えなかった。
少々負けが込んでおり、「先週買った参考書も少しずつ読みすすめており、これからの取引に参考にしたい」と、勉強中だ。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月23日現在 6482円