ドル円相場は、底堅い展開で推移している。米税制改革のニュースに上下する動きが見られたものの、基本的には材料に乏しく値動きは限定的だった。米国の物価関連指標や2017年11月15日発表の10月の米小売り売上高といった経済指標も、米連邦準備制度理事会(FRB)の要人発言も目を見張るものはなく、さえない。
そうしたなか、早稲田大の惟光はへこみ、慶応大の石油王はドル円が112円台まで下落したところで、ドルを売った。明治大のRWは試験のため、取引ができなかったことが幸いした? かも......
痛っ! 逆指値にかかって決済(早稲田)
11月10日(金)
米国の税制法案における法人税減税をめぐる議論が行き詰ってきている。その反動を受けて、米長期金利が低下。低リスク通貨である円を買う動きが強まった。それにより、ドル売り円買いが進み、ドル円相場は値を下げた。
保有建玉の評価益は大きく下がってしまった。
11月15日(水)
500ドルの買い建玉が逆指値(通常の指値注文とは逆の発想で、指定した価格より株価が高くなったら『買い』、安くなったら『売る』ことができる)にかかり決済された。112.957円で逆指値を注文していたので、マイナス485円の損失であった。
世界的な株安が続いている影響を受けて、投資家たちは低リスク通貨である円を買ったものとみえる。また数日前から続く米債券市場の長期金利の低下も、円買いドル売りに拍車をかけていると考える。
週足のチャートを見ると、2週連続で陰線(始値に比べて終値が安かった場合に、黒で表示する線)となっている。ドル円相場は大局的に見て上昇トレンドと見ていたが、そろそろトレンドが変わってきたようだ。このまま来週に入り、値が下がり続けるようであれば、残りのポジションも損切りしたほうがいいかもしれない。114円を節目として上昇トレンドは頭打ちとなったと考えられる。
まだ今週の週足が確定していないのでまだ確実にはわからないが、ドル円相場は下降トレンドに入ったのかもしれない。であるならば、これからはショートポジションを狙っていくことになる。ドル円相場は転換点かもしれない。
保有建玉 500ドルの買い
評価益 マイナス20円
前週からの損益 マイナス485円
11月16日現在 9461円
FXの参考書、友人から紹介される(明治)
明治大のRWは、今週も大学のテストなどで取引は行わなかった。
しかし、先日、大学の友人からFXの参考書として「アンディの半値トレード」という本を紹介された。これからは、この本を読み、参考にしつつ取引していきたい、としている。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月16日現在 6482円
ドル円相場112円台の円高に、「売り持ち」に動く(慶応)
11月13日(月)
ドル円相場の下落開始を期待していたが、いまだに膠着状態を抜け出せていないようだ。ただ、現在は113円台で落ち着いており、114円台まで上昇しないことから、上昇の勢いはさほど強くないとみえる。
11月14日(火)
この日はドル円相場と逆の動きをすることが多いとされるユーロドルが、勢いよく上昇したが、ドル円相場はあまり動きがなかった。 結局、この日は取引を見送った。
11月16日(木)
前日の15日、ドル円相場は1ドル113円台から112円台の円高に動いたようだ。そこで、ドルを売った。
現在、112円95銭の売り持ち。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月16日現在 1万124円