さあ、いよいよTOEIC L&Rテスト本番です!
試験時間は13時から15時の2時間。受験者は12時30分までに会場入りします。どんなに頑張って勉強しても、本番で失敗しては意味がない。最後の最後まで、あきらめない気持ちが大切です。
秘策その23 試験日「午前中」に最後の仕上げ!
TOEIC試験は13時スタートですから、午前中をどう過ごすかで結果が違ってきます。ちょっと大げさですが、直前2~3時間の過ごし方で、スコアで100以上の差が生じると信じているほどです。13時に焦点を定めて、集中力を高めていきましょう。
早起きして、朝食をしっかり食べる
試験当日は早く起きて、朝食をしっかり食べましょう。TOEICの試験時間は13時から15時ですから、自宅を出る前に軽く昼食も食べておきたいところです。いつもの週末よりも早めに朝食をすませ、できれば11時過ぎに軽く昼食を食べて出かけましょう。腹が減っては戦ができないのは、戦国時代も今の時代も同じ。
とはいえ、直前に満腹になると眠気に襲われそうです。少し余裕を持って食事をすることを心がけましょう。
公式問題集をひたすら読む
私は、最後の仕上げも「公式問題集」です。問題を解かずに、解答と解説を読みます。できればパート1から7まで、本番1回分の問題に一気に目を通します。試験直前は、中途半端に問題を解くよりも、解答や解説を読むほうが効果的。短時間でおさらいができるので、同じような問題が出題された時に正解できる確率が高くなります。
電車の中ではリスニング音声を聴く
会場に向かう道中は、リスニングの復習タイムです。自宅を出た瞬間から、公式問題集のリスニング音声を聴きます。駅までの道のりも、電車の中も、会場に着くまではとにかくリスニング! 1分でも長く音声を聴いて、気分を盛り上げながら耳を慣らすようにしています。
教室に入ったらきょろきょろしない
最寄り駅から会場まで、人並みに圧倒されてはいけません。他人はみんな、自分より英語が得意そうに見えるものです。きょろきょろ周囲を見回さないことです。教室に入っても同じ。他の人がどんな参考書を開いていても、絶対に気にしない。ここで動揺しては、集中力が途切れてしまいます。これまでの努力が水の泡になってしまいますよ!
最後の最後までテキストにしがみつく!
最後の最後まであきらめずに、問題集や参考書に目を通しましょう。私は、公式問題集を会場に持ち込んで、文法セクションの復習をしています。
試験環境に妥協してもいけません!スピーカーの音量や空調など、少しでも気になることがあれば、試験官に頼んで席を変えてもらいましょう。
私も、空調の風が気になった時は、勇気を出して席を変えてもらいました。万全の態勢で試験に臨むことが大事なのですから。
試験直前の過ごし方は、TOEICに限らず、試験全般に通用すると思います。
次回は、いよいよ最後の秘策、「解答のコツ」をお伝えします。(井津川倫子)
今週のニュースな英語
~ 「ちび」「でぶ」「老いぼれ」... トランプ語録が全開! ~
日本にはじまり、韓国、中国、ベトナム、フィリピンと続いたトランプ米大統領のアジア訪問は、英BBCが、
The US president has been treated like a king everywhere he has gone,
アメリカ合衆国大統領は、行く先々で王様のように扱われた
と報じたほど、大歓迎を受けました。
この間、当のご本人は何度もツイッターを更新しましたが、なかでも北朝鮮の最高指導者・金正恩氏に関するこの発言に、世界中があっと驚きました。
Why would Kim Jong-un insult me by calling me old, when I would NEVER call him short and fat?
なぜ、金正恩は私を「老いぼれ」(old)と非難するのか。私は決して彼のことを「ちび」で「でぶ」などと呼ばないのに
「short」(ちび)、「fat」(でぶ)と、容赦なく相手をののしる手法はいつも通りなのですが、この後に、
Oh well, I try so hard to be his friend - and maybe someday that will happen!
頑張って友達になる努力をしよう。いつか実現するかもしれない。
と続いたから驚きです。
態度急変の背景に、中国の影がちらつくのは考えすぎでしょうか?