誰だって濡れるのはイヤ! 雨傘への気配り、どうしていますか?(篠原あかね)

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長傘、正しく持っていますか?

   駅や車内のアナウンスで傘の持ち方まで注意しなくてはいけない時代になるのは悲しいことです。本来であれば家庭で親が教えることだと思いますが、その機会がないのであればせめて社会人になる際には教えるべきと思い、私の新入社員研修では傘の持ち方についてもお話しをしています。

   正しい傘の持ち方は、柄の先端を自分のカラダのほうへ向けて持ちます。先端を手の平で握る感じです。こうすると傘先が自然と内側に入り、雨のしずくは自分側に落ちるようになります。

   自分の服が濡れるのは嫌という思いから、反対向きに持つ方も多くいますが、逆の立場であれば他人の傘で服を濡らされるのはとても不快ですよね。自分の傘なのですから、しずくの行方にも自分が責任を持たなくてはいけません。

   車内で座る際は、傘は正面に真っすぐ立てて持ちます。これで左右の方はもちろん、前に立つ方の迷惑になることもありません。長傘は正しく持つとスマートな印象になります。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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