ドル円相場は大きく揺れた。2017年11月6日に114 円近辺だったが、翌7 日には日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新する中で「ドル買い」が優勢となり、節目とみられていた114 円台半ばを上抜けると、週の高値の114.73円まで急伸した。
ところが、買いが一巡すると急速に売り戻された。トランプ米大統領が訪韓中に必要であれば北朝鮮に対する軍事力行使を辞さないとの発言が嫌気されたほか、米国の金利低下も相まって114 円近辺まで反落。その後もジリ安の展開が続き、9日には週の安値となる113.09 円まで押し戻された。10日には113 円台半ばまで回復している。
揺れるドル円相場に、早稲田大の惟光は保有する建玉を買い増し。明治大のRWは試験のため、慶応大の石油王は風邪で寝込んでしまって取引ができなかった。
トレンドの強さが弱まったかも...... (早稲田)
11月3日(金)
この日は米国の雇用統計の発表があり、値が大きく動く局面があった。値が下がり、押し目のタイミングで買い増しすることを狙っていたが、一時的な下げであったのですぐに値が上がってしまった。そのため、買いそびれてしまったので、残念である。
次回からは、このように大きな値の上下動が予想されるときは、指値の注文を入れて買い増しをしようと思う。
11月7日(火)
10月16日と10月31日の安値をつなぐと、サポートラインを引くことができる。このサポートライン(下値支持線=底値圏で下落する値段を支えている価格帯のこと)にそうように、ここ数週間、価格はジリジリと上昇してきた。7日は、このサポートラインにローソク足が近づいたので押し目であると判断し、買い増しを行った。
113.927円で500通貨を買い増した。
11月9日(木)
10月23日、25日、27日、11月6日の高値を結ぶと、レジスタンスライン(上値抵抗線=天井圏で上昇する値段の抵抗となっている価格帯のこと)を引くことができる。11月6日の高値は7月11日の高値を更新し、上昇トレンドの勢いを強めた。
しかし、この日は、日経平均株価が午後に入ってから大きく下落。その影響を受けて円買い・ドル売りの流れが強まった。したがって、11月7日に記述したサポートラインを割ってしまったため、トレンドの強さが弱まってしまっと考えた。
保有建玉 1000ドルの買い
評価益 マイナス30円
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月10日現在 9946円