中間管理職は6割を部下のために働く
でも、もし管理職への道を選択したら、自分のスタンスだけは決めておいたほうがいいでしょう。
中間管理職は、4対6の割合で、6割は部下に軸足を置くべきだと考えます。
ふだんは、こんなこと気にかける必要はありません。しかし、なにか重大事が起きたり、部下が失敗したりしたなどの際、あなたが会社の立場に立ち過ぎると、部下はあなたの下で働かなくなります。自分たちの味方でないとわかったからです。
そんなことがきっかけで、あなたは部下の離反に会い、うつ病になってしまうかもしれない。
しかし6割、部下の立場に軸足を置いていると、会社はあなたを叱るかもしれませんが、部下から、あなたは信頼され、楽しい会社生活を送れるでしょう。
管理職の話から、少々脱線してしまいましたが、あなたは自分の資質をよく考えて行動してください。出世のことはお構いなしという態度を貫かれたら、きっと部下に好かれるよい管理職になられるでしょう。(江上剛)