多い、少ない? 企業の「全面禁煙」は22.1%

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禁煙効果「職場内がきれいになった」がダントツ!

   また、喫煙制限を設けている9368社の企業に対して、「どのような影響が現れたか」聞いたところ、トップは61.2%で「職場内がきれいになった」が突出。次いで、「安全面が向上した(火事のリスク低減など)」の34.3%、「喫煙車と非喫煙者の公平性が向上した(業務中のたばこ休憩など)」の22.7%、「業務の改善・効率化につながった」の11.5%が上位にあがり、おおむねプラスの効果が出ているようだ。

   「従業員のコミュニケーションが活発化した」(6.1%)、「時間当たりの生産性が向上した」(5.2%)、「費用負担が増加した(喫煙室の設備設置費など)」(4.6%)、「費用負担が減少した(喫煙室の維持費など)」(2.5%)といった影響や、「採用活動等で有利に働いた」との効果も2.1%あった。

   その一方で、「喫煙者からの不満が増えた(集中できないなど)」(6.8%)との影響もみられた。「その他」は13%だった。

   さらに「今後、法令等で公共施設の全面禁煙が実施された場合、業績に影響があるか」との問いには、「影響はない」が69.3%。「プラスの影響がある」は8%、「マイナスの影響がある」も7.9%あった。「わからない」は14.9%だった。

   ツイッターで「禁煙」についての反応をみると、嫌煙派からは、

「このシワ寄せで駅前とか店前、通路や路上での喫煙が増えてたら意味無いんだけどね?」
「新規オープンのラーメン屋にきてみた。入ったら客は誰もいないんだが酷いヤニ臭が。店長が控室みたいなとこで吸ってたっぽい。完全禁煙って書いてあったんだけどね。これじゃあ美味くても、もう来ね」
「マジで公共施設では完全禁煙にしてくんないかな? 分煙にしても、結局煙が流れてきたらまったく意味ないし!!」
「禁煙席は超満員で喫煙席はガラガラのお店を見ます。禁煙席が超満員のときには、あきらめて帰る人が多くいるので、分煙は売り上げを下げます。完全禁煙がベストです」

といった声があがっていた。

   一方、喫煙派からは

「吸わせろ~!!」
「喫煙者からたくさん税金で持って行ってるんだから、隔離の小さいスペースでいいから喫煙所設けてくれてもいいんじゃないかな~。堂々と吸わせろ! なんて横暴は言いませんから」
「煙草くらい好きに吸わせろよ。マナー守ってんだからさ......」

と、ため息まじりの声が数多く見つかった。(KM)

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