ソニーは、新型の家庭用ロボット犬「aibo(アイボ)」を、2018年1月11日に発売すると、2017年11月1日に発表した。2006年に生産を終了した、初代「AIBO」以来12年ぶりに家庭用ロボット市場に本格参入する。
aibo は1日23時1分からソニーストアオンラインで、数量限定で予約受付を開始。30分で完売。同社は「いいと思いますね」と、手応えを感じている。
AIで解析、オーナーに寄り添う
ソニーの新型ロボット犬「aibo」は、体長30.5センチメートル、重さ約2.2キログラムの丸みを帯びた体形で、オーナーに寄り添う。鮮やかな色彩が特徴の有機ELを使った、くるくると動く瞳に個性的な鳴きごえ、耳や尻尾などのカラダ全体で、感情豊かに愛くるしく表現するという。
ソニー独自の人工知能(AI)技術の活用で、オーナーに能動的に働きかけるほか、オーナーからのやさしい言葉や笑顔、頭や背中をなでられたことなどを感じ取るほか、人々とのふれあいを重ねていくことで、「aibo」のふるまいに変化が生まれ、成長する仕組みが特徴だ。
「aibo」の購入にあわせて「aiboベーシックプラン」の加入が必要。それにより、家庭でのWi‐Fi接続やモバイル回線接続で、クラウドで解析された情報をもとにした「aibo」の成長や専用アプリ「My aibo」との連携などの機能を利用できる。
新型「aibo」の発売に、インターネットの掲示板などでは、
「商売としてはどうかと思うが...... かわいいからいいかw」
「また生産中止になって修理もできなくなるんじゃないか」
「今度はきっちりサポートしてくれるんだろうな。まずはそこの信用を勝ち取る必要があるんじゃねえの」
「初代アイボでよかった。20万近い本体買わせて、遊ぶには追加10万必要ですって、そんなに出せないよ!」
といった声が寄せられる。
なお、aibo の体価格は19万8000円。aiboベーシックプラン(3年)の利用料金は、一括払いが9万円、分割払い(36回)で月々2980円になる。