お客さまの安心、働き方が変わる。役割も変わる。
僕は2006年10月、58歳のときにライフネット生命の前身である準備会社、ネットライフ企画を設立。08年に生命保険業免許を取得し、戦後初の独立系インターネット生命保険会社を開業して市場開拓に務めてきました。10年間先頭に立って走り続けてきたのです。
しかし、昨秋ごろから、それまでは夜10時まで営業しているコンタクトセンターには必ず顔を出していたのに、時折そのまま帰宅するようになりました。これは、僕のからだが陣頭指揮ではなく、後陣に回るように促しているのだと思いました。
次の10年の課題は何よりも次世代の育成にあります。僕は後陣から若い世代を支える役割に回ろうと思います。これからの僕の役割は、会社と業務委託契約を結び、次世代の育成とライフネット生命の広報宣伝が中心となります。これまで以上に、講演活動やセミナーなどでライフネット生命をPRしたいと考えています。(出口治明)