東京証券取引所は、東芝の株式について内部管理体制に問題がある「特設注意市場銘柄」の指定を2017年10月12日付で解除した。
不正会計問題を受けた15年9月の指定から約2年を経て解除を決めた。東芝が17年3月に出した再発防止策や聞き取り調査などを、東証が審査を委託する自主規制法人が精査。「内部管理体制は改善した」と判断した。
「いやはや、すっげー茶番。アホだなwww」
会計不祥事を起こした東芝は、東証が「特設注意市場銘柄」の指定を解除しないと上場廃止の可能性があったが、ひとまずこれを回避できた。上場廃止の恐れを周知する「監理銘柄(審査中)」の指定も10月12日付で解除した。
東芝は、原子力事業の損失時期について監査法人と見解が食い違い、決算発表の延期を繰り返したが17年3月期と4~6月期決算を17年8月に公表。監査法人から「限定付き適正意見」を、ようやく得た。
また、巨額損失の原因となった米原子力子会社のウェスチングハウスについても、旧経営陣の解任や同社の破たん処理に踏み切り、追加損失の発生や内部統制の混乱リスクを排除。これらによって、財務報告体制の改善がみられたと判断したようだ。
ただ、18年3月末に向けた債務超過の回避など、上場維持への課題は残っている。
一方、こうした東証の対応にインターネットの掲示板などには、
「次が発生したので解除w」
「いやはや、すっげー茶番。アホだなwww」
「甘いな。SEC動いているんじゃなかったのか?」
「もうほんとにどうでもよくなった宣言だよ」
「東証は市場ではなく賭場だって事を自ら証明した事になるんだよな。w まあ、こっちはそう思っているからいいんだけど。wwwwwww」
「外人『ほんと日本人の考えることはわからん』」
「ホントだったら問答無用で退場だろw」
などといった、多くの悲憤の声が寄せられた。