ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は、2018年2月までにコンビニエンスストアの「ファミリーマート」との統合を進めている、傘下の「サークルK」と「サンクス」の664店舗を閉店すると、2017年10月11日に発表した。当初の計画から、295店舗を追加で閉める。
J‐CASTニュースの12日の取材に、同社は「不採算店舗の整理のため」と、理由を説明した。
ファミマへの転換ではなく閉店
サークルKとサンクスは、2016年9月にファミリーマートと経営を統合。同年8月時点で6300か店あった店舗を、18年8月末までに5000店舗のファミマに切り替えていく計画で、この1年間で約1700か店をファミマの看板に切り替えた。
両店は17年8月末時点で3300店舗が残っているが、このうちの664か店の不採算店舗を閉める。ユニー・ファミリーマートHDは、「今回の閉店はファミリーマートへの転換ではなく、店舗自体の閉店」と説明している。
ファミリーマートは17年8月末時点で、全国に1万4500店舗を展開している。