夫が「イクメン」の理由は意外にも......
ただ、男性と女性で考える「イクメン」には、内容に差がある。
男性が「自分がイクメンである」と考える理由をみると、トップは「子どもの入浴やおむつ替え、夜泣きの対応ができる」の53.6%。次いで、「丸1日子どもの面倒を1人で見ることができる」の50.4%、「ご飯をつくって食べさせることができる」の40.4%と続く。
「妻に言われなくても家事や育児をする」が24.8%、「子どもの(保育所などへの)送迎をしている」は20.4%、「常に子どもや妻のことを考えている」15.2%、「父親としてしっかり叱ることができる」13.6%、とある。
これに対して、女性の「夫がイクメンである理由」のトップは、「子どもの入浴やおむつ替え、夜泣きの対応ができる」が51.7%。次いで、「子どもと積極的にコミュニケーションをとる」が47.6%、「丸1日子どもの面倒を1人で見ることができる」が43.8%と続く。
「ご飯をつくって食べさせることができる」が31.1%、「妻に言われなくても家事や育児をする」23.2%、「常に子どもや妻のことを考えている」が17.6%、「父親としてしっかり叱ることができる」の16.1%、となった。
意外にも、「ご飯をつくって食べさせる」「言われなくても家事・育児をする」ことよりも、「子どもと積極的にコミュニケーションをとる」「父親としてしっかり叱ることができる」と、父親の役割を果たすという精神的な面を評価しているようだ。