「NOレジ袋」はスーパーの単なる恰好つけだ!
日本のスーパーなどが本気でレジ袋をなくそうと思うのなら、たとえば「中国流」に切り替えるなど、もっとやり方があるのではないか。今のようなやり方だと、単に格好をつけているだけとしか思えない。
話を戻すと、陸上に捨てられたペットボトルやレジ袋が川を経て海へ出ると、波や紫外線の作用で細かく砕かれ、大きさ5ミリ以下のマイクロプラスチック(MP)になる。MPは海底に堆積している有害物質を吸着しやすい。
これらを魚介類が食べ、食物連鎖で人間や他の生物に悪影響が出る恐れがある。しかし、すでに海中に大量にあると思われるMPの回収はほとんど不可能で、今後はプラスチック・ゴミの海への流入を抑えることが急務だと言われている。
以上の話は「朝日新聞」からの受け売りだが、日本人は年平均1人300枚のレジ袋を使っているそうだ。これを「使わない」ことぐらいは、私たちがそれほどの犠牲を払わなくてもできるはずだ。まず、隗より始めようではないか。(岩城元)
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