急な値動きに気が動転、あわてて決済したら......(慶応)
9月11日(月)
今週は、英国で消費者物価指数(CPI、12日)や生産者物価指数(PPI、13日)が、14日にはオーストラリアが雇用統計を、スイスが政策金利を発表。米国も消費者物価指数(CPI)を、15日には米国の小売り売上高などの発表と、注目の指標が目白押し。なかでも、13日と14日の発表でドル円相場が大きく動く可能性が高いとみた。
一方、北朝鮮の建国記念日(9日)に懸念されていた軍事行動がなかったため、不安が払拭されたのか、日経平均株価もドル円相場も窓を空けての上昇となった。これは今週、円安の予感。とはいえ、少し様子を見ようと思う。
9月12日(火)
この日の17時30分、英国のPPI発表の際に円安が進行した。この指標に注目していたため、チャートを見ていたが、発表の瞬間に急激な値動きがあり、予想外に大きなスリッページ(注文の成立時に生じる、発注レートと実際に約定したレートとの差のこと。相場の急落・急騰などには、このスリッページが大きくなる場合がある)が発生したため、気が動転してしまった。
そのため、ガマンして持っておくべきポジションを、わずかな利益で決済してしまった。 あわてず、冷静に取引していれば、1000円程度の利益になっていたはずだったのに、利益を取り損ねてしまった。取り逃した魚は大きい。悔しい。
109円69銭で買い、109円71銭で売った。
1万145円が1万153円に増えた。(石油王)
前週からの損益 8円のプラス 9月14日現在 1万153円