夏物衣類もそろそろ片づけの時期となりました。
クリーニングに出す物、自宅で洗う物と仕分けをしながら、思い出した今年の夏のエピソード。それは、夏休み真っ只中のある夜、友人と一緒にかねてより気になっていた焼き鳥屋に入ったときのことでした。
インナーは普段着に格下げ
テーブル席に座り仕事の話を始めてしばらくした頃、友人も私も言葉数が少なくなりました。理由は、カウンター前に置かれた焼き台から押し寄せる猛烈な煙とニオイで目を開けているのもつらいのです。
焼き鳥はとても美味しいのですが、あまりの煙とニオイに耐えかねて、早々に店を出てしまいました。別のお店へ入り、改めて自分達がとても「香ばしい人」であることに気づかされます。そう、店長からの鋭い指摘で!
帰宅してすぐにスーツに消臭剤を吹きかけ、3日ほど陰干しをしました。しかし、一向にニオイが取れません。仕方なくクリーニングに出したところ、あまりにもニオイが染みついているので通常のドライだけでは落ちず、水洗いもすることに。
結局、焼き鳥代をはるかに上回るクリーニング代を支払うこととなり、残念感が半端なし。もちろん着ていたインナーもニオイます。インナーは自宅で洗濯しましたが、やはり香ばしいニオイがしばらく続き、普段着に格下げしました。
気をつけて! 不快なニオイは人それぞれ
件の焼き鳥屋は、スーツ姿のビジネスパーソンが多く繁盛しているのですが、皆さんはあの強烈なニオイのついた衣類はどうしているのでしょう?
翌日、仕事に着て行ったら「私、昨夜は焼き鳥屋で一杯飲みました!」と宣言しているようなもの。
仕事帰りに「軽く行きますか!」と流れでお店に入ることは多々ありますが、煙を考慮したお店選びも大切だと改めて思いました。
特に、女性と一緒の時は配慮が必要でしょう。赤提灯が好きな私ですらそう思うのですから、以外の女性ではなおさらです。
ところで、最近は洗濯時に投入すると衣類にいい香りがつくという、香料入り柔軟剤などの商品も発売されました。使ってみたのですが、確かに洗剤や柔軟剤以上に香りが残っています。
女性には喜ばれると思いますが、男性にとっては甘い香りが過ぎてちょっと...... という方もいると思いました。男性の場合はご家族が洗濯するため、商品を選ぶ余地がないという方もいるのでしょうが......
また、職場ではこれら商品の強い香りが苦手という方もいると思います。
先の香ばしいニオイや体臭、洗濯物の生乾き臭はもちろんNGですが、過剰な芳香剤も時には不快感を与えるもの。鼻が香りに慣れてしまわないよう、気をつけなくてはいけませんね。(篠原あかね)