悪天候で不作、野菜高騰に悲鳴! 54.5%が「家計に影響」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「SNSのオシャレな料理はたいてい実家暮らし」?

   一方、調査で「家庭でできる工夫」を聞いてみると、「冷凍野菜を使う」が最も多く42.2%だった。次いで、「野菜の栄養を補う別の食材を使う」が19.7%、「野菜を使った料理を減らす」19.4%、「作り置きして小出しにする」が16.5%、「特に何もしない」は16.3%、「その他」9.3%、「栄養サプリや補助食品を食べる」と答えた人も4.4%あった。

   主婦層に限らず、野菜の価格高騰に悲鳴をあげている人は多く、ツイッターをみると、

「野菜たち高い高い......」
「野菜が高いのでベランダ農園」
「(お弁当の写真とともに)『肉より野菜のほうが高いんだぜ』弁当です。残すなよw」
「ラーメン屋さんでの野菜トッピング頼むけど、むしろもう麺なし野菜だけでお願いしたいところ」
「SNSにめちゃくちゃ凝った料理や野菜たっぷりなオシャレな料理をあげている女はたいてい実家暮らし。いざ一人暮らしすると野菜が高級品すぎるという現実の壁にぶち当たり、そんな料理はたまにしか作れないという現実を知るのである」

といった声があった。

   ところで、去る8 月31日が「野菜の日」だったことはご存知だろうか――。食品メーカー大手のカゴメが20?59歳の男女410人に調査(3月16?18日実施)をしたところ、1日の平均野菜摂取量は132.8グラム(2皿程度)となり、厚生労働省が目標とする350グラム(5皿)以上、野菜を食べている人は全体でたったの5%であることがわかった。

   1日の平均野菜摂取量が5皿以上(350グラム以上)の人は、「朝食」「昼食」「夕食」の野菜摂取量の差が少なく、3食バランスよく野菜を摂取していた。野菜の摂取が少ない人は「朝食」での摂取が少ない。また、男女ともに20~34歳の若い人や働いている人ほど野菜不足が深刻化しているという。

   いまや「野菜不足」は国民病のようなものかも。「値段が高い」からといって摂取しないわけにはいかない状況なのだ。(KM)

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