グッドイヤー、大豆油を使用した新タイヤを開発

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   世界的なタイヤメーカーの「グッドイヤー」が、米国の大豆振興団体から支援を得て、タイヤの原料に大豆油を使用した、新たなタイヤ技術を開発した。日本法人の日本グッドイヤーが2017年9月5日に発表した。

   大豆油を原料としたゴム化合物が商業的に使用されるのは初めて。

  • 大豆油を原料としたタイヤ
    大豆油を原料としたタイヤ
  • 大豆油を原料としたタイヤ

生産効率の向上にも期待

   グッドイヤーが開発した新たなタイヤ技術は、ゴム・コンパウンドに大豆油を使用することで、気温が変動する中でも柔軟性を維持。タイヤにとって重要な路面グリップ性能の維持と強化を実現し、ドライ路面やウェット路面、冬の天候におけるタイヤの性能を強化した。

   また、同社による試験によると、大豆油を使用したゴム・コンパウンドはタイヤの製造で使用されるシリカ化合物との混合がたやすいため、生産効率の向上やエネルギー消費の低減が期待できるという。

   米グッドイヤーのグローバルマエリアルサイエンス部門ディレクターのEric Mizner氏は、「グッドイヤーにとって、技術革新とは消費者の需要に応える高品質のタイヤを開発し、新技術によるソリューションを提供し続ける原動力です」としている。

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