ゆうパック、平均12%程度値上げ 再配達の受付時間早める

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   日本郵便は、宅配便サービス「ゆうパック」の料金を2018年3月1日から、平均で12%程度値上げする。2017年9月5日に発表した。

   値上げの幅は荷物の大きさで異なるが、沖縄県を発着する荷物で40~290円、それ以外は110~230円(いずれも、税込み)値上げする。ゆうパックの値上げは2015年8月以来となる。

  • ゆうパック、来年3月から値上げ(写真はイメージ)
    ゆうパック、来年3月から値上げ(写真はイメージ)
  • ゆうパック、来年3月から値上げ(写真はイメージ)

人件費の上昇に対応

   日本郵便は、値上げの理由を「人件費単価の上昇などに対応し、引き続き安定的なサービスを維持していくため」としている。

   たとえば、現行は東京都から神奈川県まで、60サイズの荷物を送る場合に740円かかるが、改定後は110円値上がりして850円になる。荷物が大きいほど値上げ幅も大きくなる。発着地域ごとの詳細な料金は10月に発表するという。

   また、重量の上限を見直し。一般のゆうパックの重量上限を現行の30キログラムから25キログラムに引き下げる一方、「重量ゆうパック」を新設。25~30キログラムの荷物は、基本料金に500円の追加料金が必要になる。

   また、配達員の負担を減らすため、配達希望時間や受付締切時刻を見直した。仕事帰りの時間にあわせて荷物を受け取れるよう、新たに「19~21時」の時間帯を追加したほか、当日中の再配達の申込受付期限を20までから17時までに早め、配達員の携帯電話に直接つながる場合(ドライバーコール)のみ19時まで受け付けるようにする。

   「身近で差し出し ~Webを活用した簡単差し出すサービス~」も導入。インターネットで事前に申し込み、クレジットカードで料金を決済してから郵便局に荷物を持ち込むと180円、配達先を送り先の自宅などではなく、最寄りの郵便局に指定すると100円安くなる。

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