関西電力は2017年10月1日から、首都圏への電力料金メニュー「はぴeプラス」を値下げする。9月4日に発表した。
対象は、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」というプランに現在加入していて、関西電力の「はぴeプラン」に新たに契約を変更する顧客のほか、すでに「はぴeプラン」に加入している顧客も同じ値下げ率で料金が下がる。
「100億キロワット時」の目標達成に向けた取り組み
値下げ幅は、たとえば東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」から「はぴeプラン」に変更した場合、ひと月であたりの電気の使用量が400キロワット時の顧客は現行と比べて6.0%下がり、年間約8000円安くなる。また、500キロワット時の顧客は年間約1万4200円(8.3%)安くなる。
関西電力の首都圏の家庭向け契約数は現在、約1万5000件。「はぴeプラン」は2016年7月に首都圏で提供を開始した。
J‐CASTニュースの9月5日の取材に、関西電力は「2025年の首都圏供給電力が100億キロワット時になる目標達成に向けた取り組みの一環です」としている。