「読み」的中も、振れ幅大きく「損切り」にかかって......(慶応)
8月24日(木)
ドル円、日経平均株価ともに小刻みに値動きしているが、底値に張り付くように推移していることから、いずれも「売り」圧力が高く、いつ本格的な下落がはじまってもおかしくはない状況ではないか、と読んだ。
ただ、この日は取引を控えた。
8月25日(金)
直近のドル円相場は108円50銭~110円付近の狭い値幅を上下していて、大きく動き出す前触れとしてはいいように思える。日経平均株価も、ドル円とよく似たようすで推移していて、「売り」圧力が強いとみた。
この日は21時30分(日本時間)に、米国の耐久財受注で大きな値動きを期待して為替相場を見ていたが、大して動かなかったため、取引することはなかった。23時の米連邦準備制度理事会(FRB)、イエレン議長の発言まで眠らずに取引していれば、結果論ではあるが、大きな利益を得られたはずだった。
結局、この日は取引を見送った。
8月28日(月)
今週は、水曜に米国の四半期GDP、木曜に欧州連合(EU)の消費者物価指数とカナダの四半期GDP、金曜に米国の雇用統計と失業率、景況指数の発表が予定されている。週後半に重大な発表が控えているため、週前半は様子見の相場になるのではないかとみて、この日は取引を見送った。
8月29日(火)
早朝、北朝鮮がミサイルを発射したことで、為替相場は円高へと振れた。これを受けて、さらなる円高を見越して、ドルを「売った」。その方向性は読みどおりだったが、下落の途中に上下の振れ幅が大きく、損切りにかかってしまった。
109円2銭で売り、109円7銭で買った。
1万264円が1万141円に減った。
8月30日(水)
この日は21時30分(日本時間)に米国の四半期GDPの発表があり、指標発表の直後に価格の上昇を確認後、さらなる上昇を期待して「ドル買い」を入れた。ただ、上昇の様相を見せたのは束の間のことで、その後はもみ合いの相場へと移行した。
1ドル110円26銭で買い、110円27銭で売った。
前日の1万141円から4円増えて、1万145円になった。
前週からの損益 119円のマイナス。
8月31日現在 1万145円。