英単語は「目」「耳」「口」で覚えよ! 中年サラリーマン向けTOEIC攻略ワザ(27)

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   最近、簡単なはずの漢字が書けなくて愕然としたことはありませんか? でも、たとえ漢字が書けなくても、テレビでそのことばを聞いたり、新聞で読む時は問題なかったりしますよね?

   安心して下さい! TOEIC L&Rは、そんな「簡単な漢字が書けなくなってしまった」中年の味方です。私の場合のキーアイテムは、なんと「iPod」でした!

  • 英単語は「見て」「聞いて」!
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秘策その6 英単語はスペルよりも「音」を重視せよ

   私にとって、TOEIC L&Rの学習はiPodなしには語れません。今回は、iPodを使いこなして効率よく英単語を覚えるワザをお伝えします。

   その前に、TOEICにとって「単語の発音を聞き取る」ことがいかに大切か、その理由を見てみましょう。

   (1)TOEICは全問マークシート。単語は一語も書かされない。

   (2)リスニング問題が全体の半分を占める。

   (3)リスニング問題は単語を聞きとれないと正解できない。

   (4)リーディングは単語を読めればいい。

   (5)スペルを問う文法問題は出題されない。

   このように、TOEICの配点の半分はリスニングです。他の英語資格試験と比較してリスニング問題が占める割合は大きく、リスニング重視の試験といえます。当たり前ですが、リスニングは単語のスペルが書けても発音が聞きとれなければ正解できません。

   どんなに難しいスペルが書けても発音が聞きとれなければダメ。逆をいえば、スペルが書けなくても発音が聞きとれれば正解できます。

   リーディングでもスペルは重要ポイントではありません。漢字と同じように、英単語も「書けなくても読める」ことがあります。視覚で覚えているからです。TOEICではスペルを問う文法問題は出題されませんから、単語に関してはズバリ「スペルより音」。単語を覚える時は、必ず「発音」を聞きながら覚えるようにしましょう。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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