秘策その5 TOEIC文法は( )の前後に注目せよ
TOEICの文法問題は「ルール」重視です。単語の意味がわからなくても、「ルール」がわかれば正解できることがあります。とくに、空所の前後にヒントが隠れています。問題を見たら、真っ先に空所の前後の単語に注目するクセをつけましょう。
(例)The government ( ) to cut the budget over the next few years.
(A)can (B)should (C)will (D)would like
正解は(D)のwould like
「政府は今後数年間で予算をカットしたい」
4つの選択肢のうち、後ろに to がくるのは(D)だけです。(A)(B)(C)はすべて後ろに動詞の原形がきます。budget(予算)という英単語を知らなくても、「ルール」を知っていれば正解できる問題です。
このように、試験に出るパターンから逆算すると、ムダなく学習することができます。出題される問題を集中的に、出ないものには一切エネルギーを使わない。TOEICは「出る問題」と「出ない問題」がハッキリしていますから、思い切ってメリハリをつけることが成功への近道です。(井津川倫子)
今週のニュースな英語
~ 全米が熱狂した「一生に一度」のビッグイベントとは? ~
太陽が月と重なり、完全に隠れる皆既日食が、99年ぶりに北米大陸を横断する形で観測されました。1世紀ぶりの天体ショーに、全米が熱狂。今回は多くの地域で天候に恵まれたこともあり、その様子を主要メディアがこぞって中継しました。
メディアは、
This is a once‐in‐a‐lifetime event
(一生に一度のイベントだ)
と、表現しました。
人生100歳時代とはいえ、多くの人にとってはまさに「once‐in‐a‐lifetime」。一生に一度体験できるかどうか、の貴重な体験です。
ホワイトハウスでも、トランプ大統領が息子のバロン君らと一緒に、つかの間の天体ショーを楽しんだと伝えられています。