夏場のジャケットは素材にも気配り
さらにうかがったところ、夏場のジャケットはシワにならない上質の素材で仕立てるそうです。仕事での移動が多い彼は、着用するよりも持ち歩く時間が長いため、シワがつきやすくなるからとか。
たしかに私もジャケットは常に携行して、訪問先の入口で着るようにしていますが、気をつけて持っていても、どうしてもシワが気になります。もう少し素材にこだわらないといけないと反省しました。
彼のこのような気配りは、わざわざ口に出して言うことはなくても、間違いなく主催者や参加者の皆様には伝わっているのだと思います。
もちろん、話の内容は楽しく勉強になる事柄ばかりですが、多くの方からリピート要請があるのは、このような小さな気配りの積み重ねとすべての人に感謝と敬意の気持ちで接する態度が徹底されているからだと思います。
同じく人前で話す立場の人間として、自分を振り返る機会となりました。(篠原あかね)