金やプラチナ、原油などの先物取引を手がけている東京商品取引所の売買システム「J‐GATE」で、2017年8月22日18時頃に障害が発生。その影響で一時、すべての商品の売買を停止した。23日13時現在、システムは完全に復旧している。
システム障害の原因について、東京商品取引所はJ‐CASTニュースの8月23日の取材に、「ハードウェア障害が起きたためとみているが、詳しくは調査中」と説明した。
原因はハードウェアの障害か
東京商品取引所によると、8月22日17時に日本取引所グループ(JPX)から障害が発生していると連絡が入り、取引端末が売買システムに接続できていないことがわかったという。
市場取引の参加者には17時19分に障害が発生したことを伝え、17時55分に全商品の取引を停止。18時41分に接続が復旧し参加者に確認の依頼を行った。19時に注文の受付を開始し、20時には立ち合いを再開した。
システム障害は、約3時間に及んだ。