「ポケモンGO」を事例に任天堂株の値動きを「検証」
ただ、堅実に見える「貯金」にもデメリットはある。「買いたいものがあって貯めておいたお金も、将来モノの値段が上がっていることもありますよ」と、説明する大槻「先生」。その一方で、「ケーキ屋さんに預ける」を選んだ男の子は、そのワケを「もっとおいしいケーキをつくってもらえる、楽しみがある」と、ハキハキと答えた。
もちろん、ケーキが食べられなくなってしまう「リスク」もあるが、なんとも頼もしい。
後半は、マネックス・ユニバーシティの益嶋裕氏が、ラーメン屋さんを例に「株式投資」について、説明したほか、「お店で買える株と買えない株」(上場株と未上場株の違い)などにも踏み込んだ。
さらには、「ポケモンGO」の発売で当時大きく値上がりした任天堂株を例に、株式相場の具体的な値動きを「検証」した。子ども向けとしてはかなりハイレベルのように思えるが、「興味があるお子さんが集まっていたこともあって、『楽しかった』と言ってお帰りになりました」と、好評だったようだ。