ジャックスの期待感
一方、このサービスはクレジットカードの利便性からも注目されている。
インヴァスト証券と提携するジャックスは、「従来のクレジットカードが『ポイント消費循環型』だとすれば、インヴァストカードのポイントサービスは、消費して貯めたポイントで日本や世界の企業に投資できる『ポイント資産形成型』です」と、胸を張る。
同社によると、クレジットカード保有者の「3人に1人」が、貯めたポイントが「失効している可能性がある」としている(2017年7月、マクロミル調べ)。
また、野村総合研究所の調べでは、ポイント・マイレージの市場規模は2014年度に8495億円。17年度には9399億円に達し、20年度には1兆円を超すと予測している。
こうしたポイントが、自動的に積立投資に使われれば、失効の心配もなく有効利用できる。ジャックスとしても、「新しいクレジットカードの使い方」として期待している。