婚活中の女性にとって気になることのひとつ、お相手の男性の年収。知り合って間もないのに、ズバリ聞くには少々勇気がいる。そうかといって、うやむやというのも避けたい。
そんな場合は、男性に「イヌとネコ、どっちが好き?」と聞いてみるといいかもしれない。
ネコ派の年収537万円、イヌ派は......
共働き志向の男女のための婚活サイト「キャリ婚」が、男性会員(2017年7月現在、694人)を対象に調査をしたところ、「イヌ派」と「ネコ派」の男性では、平均年収に差があることがわかった。
まず、キャリ婚の男性会員の年齢をみると、「20~24歳」が2%、「25~29%」19%、「30~34歳」24%、「35~39歳」21%、「40~44歳」16%、「45~49歳」が15%、「50歳以上」は3%となっており、平均年齢は約36歳。
これは男性が初婚の場合の平均年齢30.7歳(厚労省調べ)よりも、やや高い数字だ。
次に、男性会員の年収分布に目を移すと、「300万円未満」が9%、「300万~500万円未満」は24%、「500万~700万円未満」34%、「700万~1000万円未満」21%、「1000万円以上」が12%となっており、2015年の平均給与420万円(国税庁調べ)よりも、高い人が多かった。
ただ、これは男性会員の年齢が高いことによるとみられる。
さて、ここで本題。男性会員に平均年収を聞くと、「イヌ派」は624万円、「ネコ派」は537万円で、イヌ派のほうが、じつに90万円も高かった。
この違いについて、キャリ婚は「マイルールで自由気ままなネコと、序列を重んじ、忠誠を尽くすイヌ。共働きを上手にこなしていくためには、ある程度の家庭内のルールが必要。家族というプロジェクトを遂行するために、『自分の役割』を果たせるスキルが仕事にも生きているのでは」と考察している。