1年以上の失業者数、68万人 全体の35%占める

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   総務省の「労働力調査(詳細集計)」によると、4~6月期の完全失業者数は平均で約200万人と前年同期と比べて約17万人減少した。2017年8月8日の発表。減少は28期連続となった。

   1年以上の長期失業者の数は、70万人を割った。

  • 1年以上の長期失業者、70万人割れ
    1年以上の長期失業者、70万人割れ
  • 1年以上の長期失業者、70万人割れ

「希望する種類・内容の仕事がない」過去最少に

   完全失業者数を失業期間別にみると、「3か月未満」が前年同期と比べて6万人減の75万人。「3か月以上1年未満」は1万人増えて50万人。「1年以上」は10万人減の68万人だった。1年以上の失業者は、全体の35.2%を占めている。

   仕事に就けない理由別では、約200万人の完全失業者のうち、「希望する種類・内容の仕事がない」は前年同期に比べて11万人減の50万人となった。2002年1~3月期以来、過去最少で14期連続の減少。

   また、「条件にこだわらないが仕事がない」が3万人減少して12万人と、2期ぶりの減少。「求人の年齢と自分の年齢が合わない」は4万人減の26万人で、5期連続の減少となった。

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