文部科学省が2017年8月3日に発表した「学校基本調査」によると、5月1日時点での大学進学率は過去最高の52.6%だった。
現役と浪人生などを含めた数字で、前年度から0.6%上昇した。大学の在学者数は16年度から1万7000人増えて289万1000人となった。
専門学校などを含めると57.3%
現役で大学に進学する人も、過去最高の前年度比0.3%増の49.6%だった。大学に専門学校などを加えた進学率(現役、浪人生など)でも、57.3%と0.5%増加した。
大学進学率が増えたことについて、文部科学省はJ‐CASTニュースの8月4日の取材に、「景気の先行きを見通し、大学に行ったほうが就職に有利だと考える人が増えているのではないか」と話した。
調査は2017年5月1日時点で、小・中学校、高等学校、大学などに調査を依頼。そこで得られた回答をもとに算出した。