社長驚がく! 9割が「副業」に興味あり でも、容認はわずか2割

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副業は「彼女がいるのに別の女性と付き合うのと同じ」

   ところが、最近は少しずつだが、副業を認める会社も出てきている。社員の知見を広める目的で、リクルートやサイボウズ、ロート製薬などは、以前から副業を認めていることで知られる。最近では、この7月からグロービス経営大学院などを運営する「グロービス」でも、副業制度をスタートさせた。

   グロービスでは、副業することを事前に申請。「本業に支障をきたさないこと」や「労働時間は本業と副業を通算して法定労働時間内に収めること」といった諸条件を満たせば、副業を認める。

   これまでに「声楽家としてオペラ公演に出演」した人や「地域観光協会の活性化企画をウェブで支援」した人のケース、「動物関連団体を支援する公益社団法人に理事として参画」した人など、副業の事例があるという。

   ツイッターをみても、

「副業にはよいことが沢山ある。収入が増えてやりたいことができるだけでなく、個人の稼ぐ能力が上がる。自立して稼ぐ力は一生の財産」
「副業を禁じている会社が多いのですが、社員の給料が増えないなか、苦しい生活を強いられている社員も多いのではないでしょうか」
「原則、副業を認め、他の収入を得るようにしましょう。退職後も、役立つと思います」
「社員に副業を認めつつある状況だけれども、これは加速していってほしい」
「副業で個人が儲けるもよし、別の業種、別の技術を培うもよしだと。応用の効く人間が登場しやすくなると思う」

と、「副業解禁」を望む声が多く見られた。

   ただ、やはりその一方で、

「副業のせいで疲れてしまい、本業に支障が出てしまうってケースなんかは論外だと思うけど」
「僕が社長でも社員が副業をやっていたら、うれしくは思いませんからね。彼女がいるのに別の女性と付き合うのと同じです」

といった、厳しい声もあった。

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